2018.5.28 論文ゼミ 石井

Shading by invasive shrub reduces seed production and pollinator services in a native herb

外来種であるLonicera maackii(ハナヒョウタンボク)と在来種であるGeranium maculatum(フウロソウの仲間)を用いて、外来種による在来種の結実や送粉者サービスへの影響について、検証した論文を紹介します。

現在、背丈の低い植物と送粉者の関係が他の植物から受ける負の影響について調べているため参考になりました。

https://link.springer.com/article/10.1007/s10530-009-9680-4



[PR]
# by mushikusa | 2018-05-25 15:24 | 論文ゼミ

20180521 論文ゼミ 中田

Livingin the city: urban environments shape the evolution of a native annual plant

北アメリカの5つの地域において、都市と田舎からLepidium virginicum(マメグンバイナズナ)の種子を採取し、栽培実験と遺伝解析によって都市化に伴う進化を議論した論文です。
この研究では、同じ地域の田舎個体より異なる地域の都市個体間で遺伝的に近い関係にあることが明らかとなっています。
都市化によってどのような形質の変化が起こっているか知ることができました。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/gcb.13528


[PR]
# by mushikusa | 2018-05-18 19:38 | 論文ゼミ

2018.5.21 論文ゼミ 勝原

Safe sites of pollen placement: a conflict of interest between plants and bees?

シオガマギク(Pedicularis)4種と、その送粉者であるマルハナバチ(Bombus friseanus)を用いて、送粉者他表上の花粉付着位置が、植物にとって安全な位置(つまり、マルハナバチの毛繕いによって取り除かれてしまうことのない位置)なのか、という問いについて検証した論文を紹介します。

データのデザインも統計解析もすごくシンプルな研究ですが、着眼点がおもしろく、研究のアイデアや論文の書き方を考える上で非常に勉強になりました。

URL:https://link.springer.com/content/pdf/10.1007%2Fs00442-017-3999-9.pdf


[PR]
# by mushikusa | 2018-05-18 19:11 | 論文ゼミ

2018.5.16 むしくさ 邑上

タイトル「雄性両全性同株植物ツユクサにおける花形態の性的二型性―送粉プロセスに着目して―」
発表者 生物多様性研究室M2 邑上夏菜

昨年度の研究紹介と、今年度の研究計画についてお話します。ぜひ、多くのご意見をいただけると幸いです。

昨年度:1株に両性花と雄花を咲かせる”雄性両全性同株”では、雄花が両性花に比べて花サイズが小さい種が多いことが知られています。しかし、雄花の花サイズが小さくなることは、”訪花頻度の低下”や”花形態と送粉者とのマッチングの低下”など、デメリットが存在する可能性があります。そこで、「雄花の小型化に伴うデメリットが存在するのか」「デメリットの軽減のための適応が雄花で見られるのか?」について研究しています。
今年度:送粉者制限は送粉者が少ない環境下だけでなく、開花数が多いときは送粉者が多い環境下でも生じうることに着目し、送粉者量が相反する都市域と里山域で、同様に自殖率が増加するのか、自殖的な形質が進化するのかについて検証したいと考えています。


[PR]
# by mushikusa | 2018-05-16 02:33 | むしくさセミナー

2018.5.16 むしくさ 勝原

タイトル 「自殖の進化と2種共存:送粉者を介した競争が引き起こすEco-Evoダイナミクス」
発表者 生物多様性研究室D2 勝原光希

概要

今回は、「先行自家受粉の進化によって、繁殖干渉下での2種共存が可能になる」という仮説について、数理モデルによるシミュレーションを用いて検証を行った研究を紹介します。
後半では、この研究に関して今どんな解析を行っているのか、現在僕がぶつかっている問題についてお話して、皆様とも議論させていただきたいと考えています。





[PR]
# by mushikusa | 2018-05-15 19:46 | むしくさセミナー