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2018.10.29 論文ゼミ 上原

Disturbance regimes drive the diversity of regional floristic pools across Guianan rainforest landscapes

Guitet et.al. Scientific Reports(2018)
発表者:上原勇樹

実験系の論文です。熱帯雨林の広い時空間スケールで、攪乱レジームと種多様性の関係を調べています。LiDARを用いてパイオニア種の頻度から攪乱レジームの指標を開発しています。

https://www.nature.com/articles/s41598-018-22209-9
※オープンアクセス(学外LANからも閲覧可能)です。


by mushikusa | 2018-10-29 03:34 | 論文ゼミ

2018.10.29 論文ゼミ 勝原


古典的な競争のモデルである資源消費型競争モデル(被食者種を共有する捕食者2種の競争モデル)において、被食者の防衛形質の進化が共存を促進するかどうか、そのときに遺伝的構造がどのように影響するのかについて解析を行った論文を紹介します。

Evolution as a Coexistence Mechanism: Does Genetic Architecture Matter?
URL:https://www.researchgate.net/publication/308321024_Evolution_as_a_Coexistence_Mechanism_Does_Genetic_Architecture_Matter
※ プリント版のPDFで入手可能なものがなかったので、ReseachGateのマニスクリプト状態でのPDFになります。
全部印刷すると非常に長くなるので、2-29ページで印刷してもらえると十分です。
パソコンで見れる人はそちらを推奨します(Appendixも見れるので)

by mushikusa | 2018-10-29 00:46

181024 むしくさ M2 寺田


タイトル:マイクロCTを用いた交尾器形態の発生過程の解明

体外受精を行う動物の雄の交尾器形態は、急速に多様化する形質の1つです。交尾器形態は性淘汰や種分化と関わるため、昆虫を始め様々な分類群でその機能が調べられています。
例えば、雌雄の交尾器形態が種間で多様化しているオオオサムシ亜属では、交尾器がどのように機能するのかについて多く研究されてきました。しかし、その交尾器がどのように生じるのかという発生過程については未だ知られていません。
そこで、非破壊的な手法であるマイクロCTを用いて、その交尾器形態の発生過程を解明しようと考えました。

今回の発表では、これまでに得られた結果と、今後の計画についてお話したいと思っています。


by mushikusa | 2018-10-24 11:26 | むしくさセミナー

論文ゼミ2018.10.22 石井


投稿が遅れてしまいすみません。以下の論文を紹介します。


種分化につながる生物的・非生物的な選択圧を確認するため、ムラサキ科の植物2種を用いて検証した論文です。
私が行った研究と似ていたので、参考になりました。

by mushikusa | 2018-10-22 13:14 | 論文ゼミ

論文ゼミ20181022 担当:矢井田

今回、以下の論文を紹介させていただきます。
雑誌:Ecology, 2018
「Resource availability underlies the plant-fungal diversity relationship in a grassland ecosystem」
URL : https://esajournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/ecy.2075

近年、DNA分析を用いた真菌層の研究が進んでいますが、特に草原生態系における土壌中の真菌と草原性植物との相互作用はまだほとんど分かっていない状態です。この論文は、間接的ではありますが、植物群集と真菌群集との相関を大規模な実験系で調べた研究になります。

矢井田


by mushikusa | 2018-10-21 17:38 | 論文ゼミ

181017 むしくさ D3 う

琵琶湖産スジエビの時空間的分布及び移動タイミングの推定

発表者 源研究室 D3 う せいせい

琵琶湖に生息するスジエビは、深浅移動を行う個体と非移動個体がいる。スジエビは魚類の餌資源として利用されている。県の報告によると、現在この種の種数は減少しつつある。しかし、この種に関する研究例は極めて少ない。スジエビ資源の保護管理を進めるには、本研究では第一にeDNA分析法で沖、沿岸、内湖におけるスジエビの季節分布を調べた。次にeDNA濃度の変化からスジエビの深浅移動のタイミングを推定した。最後に、沿岸の景観ごとにeDNA濃度が異なるかを調べた。
当日の発表では、3つの目的の結果及び考察についてお話させていただきます。

by mushikusa | 2018-10-17 12:37 | むしくさセミナー

2018/10/15 論文ゼミ 邑上

タイトル:「Size-dependent gender modification in Lilium apertum (Liliaceae):does this species exhibit gender diphasy?」
日付:2018/10/15
発表者:邑上夏菜

多年草で球根をつけるユリ科のLilium apertumを用い、”個体および個花のサイズに関する様々な形質”と”個体および集団の性表現”の関係を調べ、サイズ依存的な性配分(性転換)を検証した論文です。

https://academic.oup.com/aob/article/114/3/441/2768995

by mushikusa | 2018-10-15 12:45 | 論文ゼミ

181017 むしくさ D1 徐

タイトル GISH法を用いた魚類環境DNAの視覚化
発表者 源研究室 D1 徐寿明

環境DNA分析手法による生物相モニタリングは、今や様々なフィールドおよび分類群を対象に用いられるようになっています。
一方で環境DNAには、まだよく分かっていないことも多くあります。
その中でも特に、環境DNAはどんな姿形で環境中に放出され、どのように消滅していくのか、ということに発表者は興味があります。
こうした問題を解決するための第一歩として、発表者が最近取り組んでいるのが「GISH法 (Genomic in situ hybridization) による環境DNAの可視化」です。

当日の発表では、実際にどのようなプロトコルで環境DNAを染色しているのかについて簡潔に紹介した後、前期分の進捗、そして今後の構想についてお話させて頂きます。


by mushikusa | 2018-10-15 10:24 | むしくさセミナー

181002 神戸大学 生態学系研究室 合同セミナー

メーリスでも再三お知らせしていますが、一応ここでも簡単にお知らせします。

日時:2018年10月2日 (火) 15:10 - 16:40 (予定)
場所:F151
講演者:Dr. Matthew. A. Barnes (Texas Tech University Assistant Professor)
タイトル:”Understanding ecosystems using environmental DNA: what have we learned over the past decade, and where do we go from here? (仮) "

環境DNA分析手法がマクロ生物にも通用することが2008年に初めて報告されて以来、ほんの10年で本手法は飛躍的に発展してきました。
この10年間で、私たちは環境DNAの何を理解したのでしょうか。そして、これからの環境DNA研究はどこへ向かおうとしているのでしょうか。
これまでの講演者の研究内容を交えつつ、講演者が近年提唱する「The ecology of eDNA; 環境DNAの生態学」を理解するための枠組みを概説する。 (文責 徐)

by mushikusa | 2018-10-02 10:22