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20171218 論文ゼミ 上原勇樹

Transience after disturbance: Obligate species recovery dynamics depend on disturbance duration
Alexander Singer, Karin Johst
Theoretical Population Biology 115 (2017) 81–88

発表者:上原勇樹

2種系のメタ個体群モデルを用いて、攪乱(期間と強度)が2種(ホスト種と共生に依存した種)の占有率にどのような影響を及ぼすかをシミュレーションしている研究です。
※ベクトル場のグラフ(図2)が出てきますが、思ったよりこわくない論文です。


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by mushikusa | 2017-12-18 11:47 | 論文ゼミ

20171218  論文ゼミ 高島敬子

Beyond species : functional diversity and the maintenance of ecological processes and services
Marc W. Cadotte et al.(2011)

機能的多様性と生態系プロセス、生態系サービスの関係を過去の論文から再考したレビュー論文

保全活動や再生活動の目標は、生物多様性の維持やその多様性の生み出す生態系サービスの維持である。
このような活動では、種数等、種の多様性に着目した評価が行われている。しかし、種の多様性がどのように生態系機能に影響するかは形質や種によって埋められているニッチに左右される。

・Functional diversity(FD)の計測がなぜ生態学的なパターンの理解に有用で、管理に対して重要性を持つのか
・FDと種数の相関の強さが環境傾度の違いに関わらず変化しているか、FDは種数よりも生態系機能に対する説明力を示すか再考した。

HP
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1365-2664.2011.02048.x/abstract

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by mushikusa | 2017-12-17 14:28 | 論文ゼミ

論文ゼミ 2017.12.18 里見

タイトル:Evolutionary allometry reveals a shift in selection pressure on male horn size

種内に働く選択圧が,発育上の制約とどのように相互作用するかは、まだほとんど理解されていない.特に,性淘汰が進化的アロメトリーに影響を及ぼすかどうかはほとんど知られていない.雌雄ともに角を発達させるウシ科に注目し,91種を含むデータセットを用いて,性淘汰の強さ(配偶システム)と種間系統関係の両方を考慮して,角サイズと体重の間の進化的アロメトリーを雌雄間で比較した研究を紹介します.


http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jeb.13142/epdf
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by mushikusa | 2017-12-16 21:56 | 論文ゼミ

2017.12.11 論文ゼミ 邑上

Andromonoecy in an Old World Papilionoid legume, Erophaca baetica

Authors

1株に両性花と雄花をつける雄性両全性同株のマメ科ソラマメ亜科Erophacabaeticaを対象に「形態機能の相関」と「地理的分布」を調べて雄花の意義について最後に考察しており、記載寄りの論文となっています。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1438-8677.2012.00648.x/full
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by mushikusa | 2017-12-11 11:58 | 論文ゼミ

2017.12.4 論文ゼミ 篠原

The Role of Life-History and Ecology in the Evolution of Color Patterns in Australian Chrysomeline Beetles

オーストラリアのハムシ亜科を用いた色彩の進化の論文です.ハムシの形態,ハビタット,寄主植物の違いが色彩とどう関連しているのかについて,系統種間比較を行うことで明らかにしています.

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fevo.2017.00140/full#supplementary-material

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by mushikusa | 2017-12-04 11:13 | 論文ゼミ

2017.12.4 論文ゼミ 西村太良

Sexual selection and genital evolution


雄交尾器形態は全ての形態の中でも最も分化していると考えられている.交尾器形態の分化は性淘汰によって説明できると考えられている.しかし,性淘汰には複数のメカニズムが存在し,メカニズム間の識別は困難である.

ここで,本レビューは過去の交尾器形態に働く性淘汰を検証した研究や議論を紹介しながら現在の性淘汰の重要性や,性淘汰のメカニズムの識別への見解を示した.


http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0169534703003744
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by mushikusa | 2017-12-01 16:10 | 論文ゼミ