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20171030 論文ゼミ 松久

Climate change perils for dioecious plant species

雌雄異株植物で性比が偏る理由は、進化生物学者によって長年研究されてきたが、未だ明らかになっていないことも多い。
本レビューは、数々の先行研究をまとめ、気候変動、特に乾燥(温暖化)が進む場合、乾燥に対する雌雄の生理的性質(ガス交換)が異なるために、死亡率に性差が生じ、その結果、性比が著しく偏るというメカニズムを示した。

(論文)
https://www.researchgate.net/profile/Stephen_Shuster/publication/267287047_Climate_change_perils_for_dioecious_plant_species/links/57a1103008ae5f8b25896ed6/Climate-change-perils-for-dioecious-plant-species.pdf

(Supplementary information)
https://www.nature.com/articles/nplants2016109?WT.feed_name=subjects_plant-sciences#supplementary-information


by mushikusa | 2017-10-30 12:10

20171029 論文ゼミ 高島

発表者:高島
Functional community ecology meets restoration ecology: Assessing the restoration success of alluvial floodplain meadows with functional traits


中央ヨーロッパの豊かな草地は土地利用の変化などから、失われつつある。損失を食い止めるために、再生への試みが議論の対象となっている。一般的に、対象種や種の多様性の類似度を比較することで再生の成功を評価している。しかし、この基準のみでは、再生成功の評価としては厳しすぎると考えられる。そこで、本研究では、機能的な群集の構成を機能形質が再生過程での機構的な視点を与えうるものとして再生の成功度の評価基準に加えることを提案する。実際にこの評価基準が有用であるか、異なる再生処理施した再生区間を比較することで、確かめる。


http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1365-2664.12623/abstract

by mushikusa | 2017-10-29 23:55 | 論文ゼミ

17/10/16  論文ゼミ 矢井田 

発表者:矢井田 
Journal of Applied Ecology
Land use and seed dispersal drive divergence plant community assembly in urban vacant lots

近年急速な都市開発により生物多様性が脅かせれています。そこで今回紹介するのは、都市の中に存在する空き地草原(建物が取壊されてできた更地と、それに付随して残された裏庭)が持つ植物の多様性および組成が時間経過で変化しするのかを調べた研究です。都市の中に新たにできた草原環境が多様で多機能な植物を保持しうるのかという疑問に対し、群集が構成される初期のプロセスを調べ、新たな知見を得た。

URL:http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1365-2664.12958/full
by mushikusa | 2017-10-16 09:12 | 論文ゼミ

171011 むしくさセミナー 徐寿明

発表者:源研究室 M2 徐寿明

タイトル:環境DNAの放出や分解に及ぼす水温や体サイズの影響


 環境DNA分析手法を用いた非侵襲的、広範囲、そして迅速な生物相モニタリングの例が近年数多く報告されているが、その一方で環境DNAの由来や構造・動態に関わる基礎情報についての知見は欠如している。本研究は、環境DNAの放出や分解、そしてサイズ分画に水温がどのように影響するのかを明らかにし、環境DNAの水温別の放出傾向と放出後の動態に関する情報を蓄積することで、本手法の精緻化に資することを目的とした。


by mushikusa | 2017-10-10 16:49