タイトル: 環境DNA法を用いたイバラモ属の複数種同時検出系開発と分布調査
これまでの研究内容と、今後の研究計画発表をします。
水域における生物多様性の損失は深刻であり、水生植物も同様である。
特に沈水植物は日本に生育するもののうち約半数が絶滅危惧種または準絶滅危惧種扱いになっているなど、保全の優先度が高いと言える。
本研究では同定が難しく、絶滅危惧種に指定されている種が多いイバラモ属を対象に研究を行う。
本研究により、水生植物の環境DNA複数種同時検出系を開発するとともに、分布調査を行うことで新たな情報提供をすることで、成果が保全対策へと活かされることを目的としている。
源研究室 藤原あやか