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論文ゼミ 2014.12.22 篠原

日 時:2014年12月22日(月)13:20〜
発表者:篠原 忠

以下の論文を紹介します.
「Taxon-biased diet preference in the ‘generalist’ beetle-hunting wasp Cerceris rubida provides insights on the evolution of prey specialization in apoid wasps」
(Biological Journal of the Linnean Society, 2010, 99, 544–558)

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1095-8312.2009.01397.x/full

要旨
ミツバチ上科に含まれる狩蜂には,獲物の選好性がある種とない種の両方が見られる.しかし,獲物の好みの程度に影響を与える要因はまだ完全には明らかになっていない.獲物のサイズ,性別,生息環境,分類群が狩蜂の狩りに関係しているという,4つの仮説が提唱されている.本研究では,ツチスガリの一種Cerceris rubidaを用いてこれらの仮説を検証した.その結果,複数の科の甲虫を狩り一見ジェネラリストに見える本種でも分類群選好性が見られた.さらに,多くの先行研究の結果を踏まえると,分類群選好性の程度は獲物サイズの制限と獲物の変態様式(完全変態か不完全変態か)に影響されることが示唆された.
by mushikusa | 2014-12-22 09:32 | むしくさセミナー
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