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論文ゼミ 2014/12/8 高橋

日 時:2014年12月8日(月)13:20〜

発表者:高橋颯吾(進化生態学研究室 M2)
以下の論文を紹介します。

「Baculum morphology predicts reproductive success of male house mice under sexual selection」

U R L:
http://www.biomedcentral.com/content/pdf/1741-7007-11-66.pdf

要 約:
 哺乳類を含む体内受精動物の交尾器形態には著しい多様化が見られる。哺乳類の交尾器形態は陰茎骨(多くの哺乳類で見られる陰茎内部の軟骨組織)のサイズや形によって特徴づけられるが、その機能の詳細は未解明である。しかしこれまでの研究の結果、陰茎骨形態の多様化は性淘汰によって生じると考えられている。この仮説からは、陰茎骨形態がオスの繁殖成功(オス間の競争で父性を獲得することができるかどうか)に影響を及ぼすことが予想されるが、実際に検証した研究は数少ない。そこで本研究では、ハツカネズミの陰茎骨形態がオスの繁殖成功にどのような影響を及ぼしているのか調査した。
 その結果、陰茎骨形態のうち「陰茎骨の幅」がオスの繁殖成功に影響することが分かった。この結果は、性淘汰によって陰茎骨形態の多様化が起こるという仮説を支持している。
by mushikusa | 2014-12-05 19:11
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