日時:2012年4月23日(月) 13:20〜 日下石 碧
Understanding and planning ecological restoration of plant-pollinator networks 「生態系の送粉ネットワークの回復の理解と計画」 人間活動によって生態系システムの低下している。生態系の復元は生物多様性や生態系サービスの機能を回復させるには重要である。生態系構造(ネットワーク構造など)を評価することで、生態系システムや種の保全などの生態系サービスを保全している。 適切な管理とその評価によって回復をすることができる。 1.コミュニティーの機能と変化の研究によって理論が発達した。 2.コミュニティーを回復させるのに重要な種を見つけることで回復することができる と考えられる。そこで本研究では Objective1:林齢で送粉ネットワークが変化した時の変化するメインの種を見つける Objective2:2つの回復の継続が少ないコミュニティーでネットワーク回復のシュミレーションを行った。 これらを行うことで、大規模の回復の道筋になる。 本研究はイギリスのマツ林で林齢の異なる30地点で行った。 Objective1:それぞれのネットワーク特性を算出した。 Objective2:林齢135年以上の森林5ヵ所のデータを用いてシュミレーションを行った。 本研究の結果より 135年以上管理地では樹木の密度が減り、樹木の直径が太くなった。 また、interactionの多様性とevennessが増加し、Vaccinium, Erica, Callunaが定着していた。 シュミレーションの結果、種数を増やすことで、送粉ネットワークの安定性が増加した。 以上のことから、マツ林でコミュニティーの回復の道筋(胸高断面積が低く、立木の密度を少なくする方向性にする)を立てることができた。 森林管理においてギャップの大きさと実際に行う回復の計画について勧めることができる。
by mushikusa
| 2012-04-22 08:42
| むしくさセミナー
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