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20190717 むしくさセミナー 竹下

キタサンショウウオの水槽実験と、今後進展予定のオオダイガハラサンショウウオの研究予定について発表します。

前者は卒業研究で残った
・卵嚢や個体からの環境DNA放出の実態が不明
・繁殖期に検出された環境DNAが卵嚢、親どちらによる所が大きいか
という課題意識から始まりました。

後者は
・オオダイの詳細な分布情報の欠如
・オオダイと河川魚類との相互作用が不明
・個体発見に困難を伴う一方、環境DNA分析の適用例無し
という課題意識による研究です。

# by mushikusa | 2019-07-15 16:42 | むしくさセミナー

2019.7.15 論文ゼミ 田村

Homogenizingand diversifying effects of intensive agricultural land-use on plant speciesbeta diversity in Central Europe — A call to adapt our conservation measures


URL:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969716322902


ドイツの軍用地と集約的農業地域で植生調査を行い、集約的農業が種構成(β多様性)に及ぼす影響とその要因について検証している論文です。


# by mushikusa | 2019-07-13 09:48 | むしくさセミナー

2019.7.8 論文ゼミ 瀬尾

Evolution and loss of long-fringed petals: a case study using a dated phylogeny of the snake gourds, Trichosanthes(Cucurbitaceae)


7月8日(月)の論文ゼミで上記の論文を発表します。


フリンジ状花弁の進化と喪失について系統的、生物地理学的に分析した論文です。



# by mushikusa | 2019-07-08 12:12 | 論文ゼミ

2019.7.8 論文ゼミ 勝原

自殖の進化は、個体群をレスキューするのか、それとも絶滅のリスクを増加させるのか、について考察した短いレビューを紹介します。
植物において、送粉者に頼らず繁殖を行うことのできる“自殖”は、送粉者が限られる状況に対して確実な繁殖を保証するための仕組み(繁殖保証)として進化としてきたと考えられています。そのため直感的には、環境変動によって送粉者が減少した場合等には、自殖が進化することによって、その個体群が維持されるということが予測されます(進化を通じた個体群絶滅の回避=進化的救済)。しかし一方で、自殖が進化することは、有害遺伝子の蓄積や個体群の遺伝的変異の喪失の観点から、長期的には”進化の袋小路”であるという指摘も古くからなされてきました。本レビューでは、これらの一見すると相反するアイデアについて、それぞれの根拠となる理論・実証研究について整理し、どのような条件で進化的救済が発生するのか、について考察をしています。
扱っているテーマは”自殖の進化”という少し専門的な内容ですが、近年様々な分野で注目されている進化的救済のフレームワークや「進化による適応(個体の最適化)が個体群増殖率の増加(個体群の最適化)を引き起こさない」というおもしろい現象やそのメカニズムについても詳しく取り上げており、誰が聞いても勉強になる内容だと思います。

論文タイトル:
Does the evolution of self-fertilization rescue populations or increase the risk of extinction?
論文URL:

# by mushikusa | 2019-07-05 13:14

2019.7.01 論文ゼミ 中田

Effect of Soil pH on the Growth, Reproductive Investment and Pollen Allergenicity of Ambrosia artemisiifollia L.


土壌pHの違いが生長速度や繁殖への投資、花粉のアレルギー性に変化を及ぼすかを侵略的外来植物であるAmbrosia artemisiifollia L.(ブタクサ)を用いて検証した論文です。

# by mushikusa | 2019-07-01 11:05 | 論文ゼミ