2018.6.13 むしくさ 石井

発表者 生物多様性研究室B4  石井凜
タイトル「林縁性草本ホタルカズラが共存他種から受ける影響:送粉過程に着目して」

今年度の研究について話します。結果も途中までお見せできるので、多くのご意見を頂けると幸いです。

概要
植物の繁殖には周囲の環境が重要であると知られています。例えば、共存他種との資源(光、土中の栄養、送粉者等)の取り合いがあります。その中でも被陰・被覆による送粉者の取り合いについてはあまり研究されていません。しかし、繁殖に影響する重要な要素だと考えられます。そこで、ホタルカズラという花を用い、「被陰・被覆が与える繁殖への影響」について検証しています。

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# by mushikusa | 2018-06-13 10:51 | むしくさセミナー

20180604 論文ゼミ 高見研 夏

Patternsof divergence across the geographic and genomicla-ndscape of a butterfly hybrid zoneassociated with a clima-tic gradient


クライン分析を用いて,生殖隔離と関連する遺伝子を特定することを試みる論文を紹介します。

蝶の二種を材料にして,ゲノムの相違を着目し,現状予測と調査を行った研究です。


https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1111/mec.14236


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# by mushikusa | 2018-06-02 09:44 | 論文ゼミ

20180604 論文ゼミ 寺田夏蓮


Rapid evolution of a polyphenic threshold

ポリフェニズムは、単一の遺伝子型が異なる環境条件に応じ、2つ以上の形態学的変異体を発現する能力で、表現型の多様性や、形態や行動の新規性の進化に重要であると考えられています。しかし、その発生学的メカニズムが、自然界の個体群内でどれほど進化しているかはあまり知られていません。
本研究は、ある糞虫の在来集団と移入集団、祖先集団と子孫集団で表現型のパターンを比較し、異なる個体群におけるポリフェニック発生メカニズムの進化の大きさや方向、速度を調べています。

以前の論文ゼミで紹介したレビューの一部なので、聞いたことがある内容が多分に含まれていますが、もう少し深く踏み込んでいます。

http://sites.biology.duke.edu/nijhout/images/MoczekNijhout20031.pdf



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# by mushikusa | 2018-06-01 16:14 | 論文ゼミ

20180530 むしくさセミナー 矢指本 哲

発表者 源研究室 B4 矢指本 哲

概要
特定外来生物はその在/不在や分布の迅速、正確な把握が不可欠です。低コストかつ迅速、正確に情報を得ることができる環境DNA手法はこれらの種の検出に適しており、生態系の保全等に貢献できると考えます。また、環境DNA手法を用いた種の検出は多く行われていますが、それらの大部分が水環境由来のDNAを用いたもので土壌由来のDNAを対象とした研究は非常に少ないという現状があります。
当日は特定外来生物に指定されているアルゼンチンアリ(Linepithema humile)とヒアリ(Solenopsis invicta)の土壌由来DNAを対象とする研究に関する発表行います。

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# by mushikusa | 2018-05-29 15:14 | むしくさセミナー

5/28 論文ゼミ 西村

Mechanisms and Evidence of Genital Coevolution: The Roles of Natural Selection, Mate Choice, and Sexual Conflict

雌雄間の交尾器の共進化は交尾中の雌雄の交尾器間の直接的な相互作用によるものと一般的に考えられている.
この論文では,交尾器の共進化を引き起こす様々なメカニズム,自然淘汰,female choice,雄間競争の相互作用がどのように性的に拮抗した共進化を導く性的対立を引き起こすのかを紹介している.
各淘汰の共進化を引き起こすメカニズムの説明もわかりやすく,昆虫以外にも多くの種を対象とした研究例が紹介されており,自らの交尾器進化への理解を深め、視野を広げることができた.

http://cshperspectives.cshlp.org/content/7/7/a017749.short

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# by mushikusa | 2018-05-25 17:02 | 論文ゼミ