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論文ゼミ 2015年6月8日 夏天

以下の論文を紹介します。Additional file もダウンロードしてお願いします。
「The role of aedeagus size and shape in failed mating interactions among recently diverged taxa in the Drosophila mojavensis species cluster」

http://www.biomedcentral.com/1471-2148/14/255

Introduction

種特定的な昆虫生殖器の進化の研究は、形態的な違いがどのように生殖隔離と系統分化を促進するのかを理解するために重要である。多くの研究はいくつかの性選択の形に基づいて生殖器の多様性を説明しようとするが、選択を生じさせる仕組みと異種配偶者排除のメカニズムはまだ明らかでない。
# by mushikusa | 2015-06-07 23:35 | むしくさセミナー

統計ゼミ 2015/6/8 黒田

12時30分から統計ゼミを行います.
今回の範囲は第5章 統計的推定 です.
点推定と区間推定を紹介し,主に区間推定に関して考え方と求め方をまとめました.
矢井田君が5/25に発表したレジュメの,
正規分布の箇所にある※重要※を頭に入れておいてください.
# by mushikusa | 2015-06-05 15:33

TBJCやります。

時間:6月3日、むしくさセミナー終了後
場所:むしくさセミナーと同じ教室

今日は論文ではなく、5月に山本が参加したウナギ調査航海の紹介をします。
船での生活や研究の話を写真で紹介します。
まとまりの無い内容になってしまいますが、興味があればぜひ参加してください。

山本
# by mushikusa | 2015-06-02 23:07 | むしくさセミナー

むしくさセミナー 2015/6/2  13:00~

2015/6/2 13:00~
発表者 矢井田 友暉

題目:菅平高原にあるスキー場の植生および訪花蝶の調査

今回は、6月に予定している菅平高原でのスキー場の植生および訪花蝶の調査の具体的な計画を発表します。
# by mushikusa | 2015-06-02 17:16 | むしくさセミナー

論文ゼミ 2015年6月1日 勝原

日時:6月1日(月)13:20〜
発表者:勝原光希

以下の論文を紹介します.
「A new pollinating seed-consuming mutualism between Rheum nobile and a fly fungus gnat, Bradysia sp., involving pollinator attraction by a specific floral compound」

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/nph.12856/epdf

要旨
ヒマラヤの高山地帯に生育するセイタカダイオウと、その送粉者であるクロバネキノコバエの相利共生関係について研究した論文になります。
花粉を運びながらも、種子に卵を産み付け幼虫の餌にしてしまうクロバネキノコバエは、真にセイタカダイオウの相利共生のパートナーなのか? もしそうであるなら、その相利共生を支えている「嗅覚的な目印olfactory cues」はどのように機能しているのか? 
上記の2つの問に答えることを目的としてあげながら、高山固有のセイタカダイオウの繁殖様式や、クロバネキノコバエの送粉行動などの珍しい内容についても豊富な観察データで検討されていて、興味深い内容になっています。
# by mushikusa | 2015-05-31 23:52