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論文ゼミ 2017.5.29担当 寺田


以下の論文を発表させていただきます.

Parallel evolution of novelties: extremely long intromittent organs in the leaf beetle subfamily Criocerinae

Criocerinae亜科のハムシを用いて、新規性の平衡進化の進化的な背景について調べた論文です.

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ede.12036/full
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by mushikusa | 2017-05-28 23:26 | 論文ゼミ

論文ゼミ 2017/5/29 担当 矢井田

今回は以下の論文を紹介させていただきます。

Locally rare species influence grassland ecosystem multifunctionality
Soliveres S et al, 2016 Philosophical Transactions B

種々の動植物をcommon種とrare種に定義し、それぞれの多様性が生態系機能に与える影響の違いを調べた論文です。

http://rstb.royalsocietypublishing.org/content/371/1694/20150269


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by mushikusa | 2017-05-28 18:30 | 論文ゼミ

論文ゼミ 2017.5.22

Body size evolution under character release in the ground beetle Carabus japonicas

C. jpaonicusの体サイズには地理的変異が存在する.異種のC.dehaaniiと同所的な個体群よりも,異所的な個体群の方が体サイズが増加している.この地理的変異が形質置換であるのかと,遺伝的なものであるのかを各個体群の形態測定や飼育実験,系統地理学的な解析によって検証した.

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jbi.12575/full
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by mushikusa | 2017-05-22 11:57 | 論文ゼミ

2017.5.22 論文ゼミ 勝原


論文ゼミ 2017.05.22
題目:Trait correlates and functional significance of heteranthery in flowering plants
発表者:勝原光希


一つの花の中で2種類以上の雄蕊を持つ、雄蕊多型性(Heteranthery)と、それに関連した他の形質(蜜腺の消失、バズポリネーション、鏡像花柱性)との関連を系統的に解析し、収斂進化としての雄蕊多型性や、その適応的意義について議論している論文を紹介します。


http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1469-8137.2010.03430.x/full
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by mushikusa | 2017-05-22 10:18

2017.05.17 むしくさ 上原

タイトル
「地域的な攪乱レジームに応じた種プールの構築」
発表者
上原勇樹 (生物多様性研究室M1)

攪乱は、競争に強い種による競争排除を妨げて競争に弱い種を残すという点で、生物多様性の維持機構において大きな役割を果たしており、生態学において重要なテーマのひとつである。攪乱については、攪乱が中庸であるとき種多様性が最も高くなるという仮説(中規模攪乱仮説)が知られている。多くの研究が中規模攪乱仮説を支持しているが、種多様性が最大となる攪乱の程度は異なる。そしてその決定要因については明らかになっていない。
そこで本研究では、コンピュータによる数値シミュレーションを用いて、「地域的な攪乱レジームの差異が各地域種プールの構成種を異なるものにすることで、種多様性が中程度となる攪乱の程度が地域間で異なる」ことを示す。

今回の発表では、2016年度の卒業研究の内容に加えて、今後の研究計画についても発表する。

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by mushikusa | 2017-05-17 12:09 | むしくさセミナー

発表者:生物多様性研究室 M1 高島敬子

タイトル:耕作放棄地における植生再生実験~環境状態・植物の機能形質・生態系機能の関連の解明~

耕作放棄地からの植物種の多様性の再生に対して適した管理の提言を行うことを目的として
神戸市と篠山市で行っている耕作放棄地の再生実験において、昨年の卒業論文では管理方法に対する種の応答が植物の機能形質に起因するものであることが示唆された。植物の機能形質は生態系機能やサービスに影響を与えるため、どのような形質を持つ種が増加or減少するかによって、再生を試みている場所の生態系機能が変化すると考えられる。しかし、再生研究において機能形質に着目した研究は行われているが、機能形質と生態系機能の関連を明らかにした研究はまだ少ない。本研究では、管理方法を含む環境の状態、植物の機能形質、生態系機能(サービス)の関連を明らかにし、再生の目的や現在の管理目的に適した管理方法の提言を行う事を目的とした。

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by mushikusa | 2017-05-17 12:04 | むしくさセミナー

発表者 源研究室 D2 う せいせい

タイトル:琵琶湖沿岸帯における残留スジエビの検出
琵琶湖に生息するスジエビは、春から夏にかけて沿岸域で繁殖し、秋から冬に深層に移動し、春にまた沿岸に戻るという深浅移動を行う。その中に、移動しない個体がいるという報告もあるが、その詳細はまったくわかっていない。異なる行動様式を示す2タイプのスジエビの生態を明らかにする上で、あまり知見のない残留スジエビの生息地を明らかにする必要がある。そこで本研究は、環境DNA分析法を用いて冬季に残留するスジエビの生息地を明らかにすることを目的とした。
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by mushikusa | 2017-05-09 21:06 | むしくさセミナー

むしくさセミナー 170510 徐寿明

発表者:源研究室 M2 徐寿明
タイトル:環境DNAの分解や放出、サイズ分画に及ぼす水温の影響

 環境DNA分析手法を用いた非侵襲的、広範囲、そして迅速な生物相モニタリングの例が近年数多く報告されているが、その一方で環境DNAの由来や構造・動態に関わる基礎情報についての知見は欠如している。本研究は、環境DNAの放出や分解、そしてサイズ分画に水温がどのように影響するのかを明らかにし、環境DNAの水温別の放出傾向と放出後の動態に関する情報を蓄積することで、本手法の精緻化に資することを目的とした。
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by mushikusa | 2017-05-08 17:58

論文ゼミ 2017.05.08

題目:Forest-farm edge effects on communities of ground beetles (Coleoptera: Carabidae) under different landscape structures
発表者:朴容煥


本研究は、二つの異なる農地景観、すなわち断片化され、開発された景観と比較的よく保護された景観二つの森林と農場を横切る種の多様性、豊富度、種組成のパターンを調査した。また、各オサムシ種の生息環境を調査し、その分布パターンをもとに、より多くの生態学的研究を行うようにする目的な論文です。


http://link.springer.com/article/10.1007/s11284-016-1388-1
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by mushikusa | 2017-05-08 09:24 | 論文ゼミ

2017.5.8 論文ゼミ 高島

題目:Plant functional traits and environmental conditions shape community assembly and ecosystem functioning during restoration
発表者:高島敬子


本研究はアメリカミシガン州のプレーリー地帯での農耕地からの再生地を調査地としています。この調査から、植物の機能形質を用いて、植物の機能形質、環境状態及び生態系機能の関係を明らかにし、群集の再生メカニズムのより一般的に表すことを目的としている論文です。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1365-2664.12885/full
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by mushikusa | 2017-05-08 01:52 | 論文ゼミ