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2014/06/30 藤原

以下の論文を発表します

「Competition between two invasive Hydrocharitaceae (Hydrilla verticillata (L.f.) (Royle) and Egeria densa (Planch)) as influenced by sediment fertility and season」
ELSEVIER Aquatic Botany 86 (2007) 236-242

URL:
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0304377006001744

概略:
競合関係にあるクロモ(Hydrilla vertillata)とオオカナダモ(Egeria densa)について、季節と肥料の量の違いという観点から、それぞれの特徴と競合の状況を単一栽培の場合と混合栽培の場合とで実験環境下で観察した。
クロモは肥料の差で違いが見られたが、オオカナダモには違いが見られなかった。両種の競争は光よりも養分の奪い合いで起こっていることがわかった。
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by mushikusa | 2014-06-30 10:14

論文ゼミ 福田

日 時:2014年6月30日(月)13:20〜

発表者:福田 向芳(源研究室 4回)
※以下の論文を紹介します。

題名:Ecophysiological characteristics of podocysts in Chrysaora pacifica (Goette) and Cyanea nozakii Kishinouye (Cnidaria: Scyphozoa: Semaeostomeae): Effects of environmental factors on their production, dormancy and excystment

URL:
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0022098113001949

要約:
旗口クラゲ目アカクラゲ、ユウレイクラゲにおいて、被嚢体(ポドシスト)は無性生殖で形成され、それらはポリプの増殖と集団の持続性に影響を及ぼす。そこで被嚢体形成、休眠、脱包嚢において、温度、食糧供給、塩濃度、溶存酸素濃度の効果を調査した。両者ともに、夏は被嚢体形成、秋は脱包嚢のメインシーズンであることが分かった。ポドシストは少なくとも1年は休眠できる。
調査によって、温暖化や沿岸の富栄養化はポドシストの繁殖、生存、脱包嚢に有利であることが示された。

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by mushikusa | 2014-06-25 17:15

論文ゼミ 藤本

日 時:2014年6月23日(月)13:20〜

発表者:藤本泰樹(生物多様性研究室 4回)
※以下の論文を紹介します。

題名:Species diversity and life history traits in calcareous grasslands vary along an urbanization gradient

URL:
http://link.springer.com/article/10.1007/s10531-013-0437-0#page-1
論文の量が多いためプロジェクターにて論文を映しだす予定です。

要約:
・ドイツ ミュンヘン北西部での草原における伝統的な管理草原から都市開発が進んでいる地域にかけての都市化が種の多様性に与える影響の調査
・都市化が種特性に与える影響
・都市化が絶滅危惧種に対する新たなニッチの形成
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by mushikusa | 2014-06-21 19:25

論文ゼミ 勝原

日 時:2014年6月23日(月)13:20〜

発表者:勝原 光希(生物多様性研究室 4回)
※以下の論文を紹介します。

「Rocks and Walls: Natural Versus Secondary Habitats」

U R L:
http://link.springer.com/article/10.1007/s12224-009-9045-x

要 約:
 通常居住地やその周りに位置するWallsは人工的なハビタットであり、一般的に自然のRocksに入植する植物に、「第二のハビタット」を提供すると考えられてきた。また植物社会分類学においては、wallsとrocksは同じクラスであると分類されてきた。しかし、rocksとwallsを比較すると、それらの植生の種組成を決定する多くの特徴は異なっている。
 本研究では、Czech National Phytosociological Databaseからデータセットを抽出し、ハビタットタイプの違いを考慮し、以下の観点についてその植生を比べたい。
・高頻度な種、種の多様性、絶滅危惧種の出現について、もっとも一般的なパターンはなにか
・rocksとwallsの種の、もっともメインの生態学的な要件の違いはなにか
・rocksとwallsの外来種について
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by mushikusa | 2014-06-21 10:17

論文ゼミ

日時:2014年6月9日13:20-
発表者:司 晃帆(生物多様性研究室M1)

以下の論文の内容紹介をします
「Plastic Responses to Nutrient and Light Intensity Gradients in Populations of OXalis corniculata L.(Oxalidaceae)」

URL
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1442-1984.1996.tb00148.x/pdf
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by mushikusa | 2014-06-09 12:32

論文ゼミ 高橋

日 時:2014年6月9日(水)13:20〜

発表者:高橋颯吾(進化生態学研究室 M2)
※以下の論文を紹介します。

「How the length of genital parts affects copulation performance in a carabid beetle: implications for correlated genital evolution between the sexes」

U R L:
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jeb.12323/abstract;jsessionid=E5A6BFF44BF812581EA121A53FCA1D00.f03t01?deniedAccessCustomisedMessage=&userIsAuthenticated=false

要 約:
 体内受精動物の交尾器形態は多様化しており、極端に発達した形態をもつ種も存在する。このような形態を生み出す淘汰を明らかにするため多くの研究が行われてきたが、雌雄間の交尾器の相互作用に着目した研究は少なかった。
 本研究では、発達した交尾器部位をもつマヤサンオサムシの2亜種を用い、雌雄交尾器各部の形態と受精の成否の関係性を調査した。その結果、受精の成功には、雌雄で対応する交尾器部位のサイズの合致が重要であることが分かった。雌雄間の合致からは安定化淘汰が予測されるため、極端な発達がなぜ起こるのかという疑問が生じた。
 安定化淘汰が働いていても、「性的対立を介した雌雄間の相関進化」や「種間の生殖隔離の強化」によって、交尾器には極端な形態が生じる可能性がある。
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by mushikusa | 2014-06-08 01:18

むしくさゼミ 高橋

日 時:2014年6月4日(水)13:20〜

発表者:高橋颯吾(進化生態学研究室 M2)
題 目:オオオサムシ亜属における交尾器形態多様化メカニズムの解明

概 要:
動物の交尾器の形には著しい多様化が見られますが、多様化が生じるメカニズムについて詳しくは分かっていません。これまでに行われてきた研究を通しては、交尾器の形の進化において「性淘汰」が重要な役割を担っていることが分かってきました。(性淘汰とは、メスが好みのオスを選択する配偶者選択、繁殖を巡りオス同士が争うオス間競争のことです。)そこで私は、「種間で形が分化した交尾器は、それぞれに異なるタイプの淘汰が働いている」という仮説を立て、検証することにしました。現在、近縁な種間でも交尾器が大きく多様化している甲虫、オオオサムシ亜属を用いて、交尾器各部に働く淘汰を検出し、それらの種間比較を目指しています。
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by mushikusa | 2014-06-02 01:12

論文ゼミ  橋爪

「Monitoring endangered freshwater biodiversity using environmental DNA」
http://onlinelibrary.wiley.com/enhanced/doi/10.1111/j.1365-294X.2011.05418.x/

環境DNAに関する論文になります。印刷して来ていただけるとありがたいです。
概要:
・淡水域の生物多様性減少の中、環境DNA手法が注目され、生態調査への応用のための研究
・魚類、両生類、ほ乳類、昆虫、甲殻類と淡水域で分類学的に幅広く調査を行い、池では高い精度の結果を得た
・流域(河川)では精度は低いが、従来の生態系調査手法と並行して使えるのではないか
・メソコスム実験でDNA量と生物量の相関を調査
・種特異的プライマーとユニバーサルプライーマーを用いて野外サンプルをpyrosequenceした結果
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by mushikusa | 2014-06-01 23:06

論文ゼミ

発表者:夏天

「Mechanical reproductive isolation via divergent genital morphology between Carabus insulicola and C. esakii with implications in species coexistence」

url:http://link.springer.com/article/10.1007/s10144-012-0335-4


概要:
・機械的隔離仮説は生殖的形態の物理的な不適合が種群間の交雑を妨げると予測する。しかし,この仮説の証拠はまだ希少である。
・我々は特種特異的な交尾器のlock-and-key システムを示す側所的なオオオサムシ亜属のアオオサムシ と シズオカオサムシ二種を使ってこの仮説を検討した。
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by mushikusa | 2014-06-01 18:40