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里山における林縁草本と物理環境の関係

2010.05.12 wed

発表者:丑研M2小原亮平 
内容:研究報告


日本の生物多様性減少の一因として、近代化に伴う里山地域の環境変化が挙げられる。
本研究では、里山地域の林縁部に注目し、森林・草地と比較して林縁の植生はどのような特徴があり多様性にどのように貢献しているのかを解明し、里山保全の範囲を定量的に示すことで保全の効率化を促進させることを目標としている。

内容
里山の森林から草地にかけてトランセクト(11本)を引き、トランセクト上の林縁から森林・草地に向けて0、2、4、8、16、32mの位置にコドラートを設置し、植生・物理環境(水分・開空度)を測定した。
そのデータをもとに、森林・林縁・草地の植生・環境・多様性の違いを解析した結果、草地は森林と明確に植生が異なり、資源・多様性共に草地の方が森林より豊富だった。
また、林縁は植生のサイト間差異が大きく、コドラート単位での多様性は高くないが、調査地全体で多様性に貢献していることがわかった。
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by mushikusa | 2010-05-12 13:16 | むしくさセミナー