カテゴリ:論文ゼミ( 41 )

20171113 論文ゼミ 上原

タイトル:

Coexistence of species with differentdispersal across landscapes: a critical role of spatial correlation indisturbance

Jinbao Liao et al.


発表者:上原勇樹(生物多様性研究室M1)


理論の論文です。植物群集の種共存と攪乱レジーム・攪乱の空間自己相関の相互作用を見ている論文です。


攪乱は植物群集で種多様性の維持のカギとなっている。攪乱の頻度や程度の種多様性への影響はこれまで研究されてきたが、これらの攪乱の様子が種多様性に影響を及ぼす攪乱の空間構造とどのように相互作用するのかについてまだメカニズムは理解されていない。生態系の保全や管理に関して理論的に次のことを実証する。「生態系に空間自己相関する攪乱を導入したり現存の攪乱レジームを変更することが、生物種の侵入を制御したり生物種の共存を促進したりするための有用な戦略となりうる。」これによって攪乱パターンの解析は生物多様性保全に新しい見識を与えるかもしれない。


リンク(学外インターネットからでもアクセスできると思います。)

http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/283/1830/20160537?utm_source=TrendMD&utm_medium=cpc&utm_campaign=Proceedings_B_TrendMD_0



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by mushikusa | 2017-11-13 08:48 | 論文ゼミ

20171029 論文ゼミ 高島

発表者:高島
Functional community ecology meets restoration ecology: Assessing the restoration success of alluvial floodplain meadows with functional traits


中央ヨーロッパの豊かな草地は土地利用の変化などから、失われつつある。損失を食い止めるために、再生への試みが議論の対象となっている。一般的に、対象種や種の多様性の類似度を比較することで再生の成功を評価している。しかし、この基準のみでは、再生成功の評価としては厳しすぎると考えられる。そこで、本研究では、機能的な群集の構成を機能形質が再生過程での機構的な視点を与えうるものとして再生の成功度の評価基準に加えることを提案する。実際にこの評価基準が有用であるか、異なる再生処理施した再生区間を比較することで、確かめる。


http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1365-2664.12623/abstract

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by mushikusa | 2017-10-29 23:55 | 論文ゼミ

17/10/16  論文ゼミ 矢井田 

発表者:矢井田 
Journal of Applied Ecology
Land use and seed dispersal drive divergence plant community assembly in urban vacant lots

近年急速な都市開発により生物多様性が脅かせれています。そこで今回紹介するのは、都市の中に存在する空き地草原(建物が取壊されてできた更地と、それに付随して残された裏庭)が持つ植物の多様性および組成が時間経過で変化しするのかを調べた研究です。都市の中に新たにできた草原環境が多様で多機能な植物を保持しうるのかという疑問に対し、群集が構成される初期のプロセスを調べ、新たな知見を得た。

URL:http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1365-2664.12958/full
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by mushikusa | 2017-10-16 09:12 | 論文ゼミ

論文ゼミ20170731 上原

Ecological strategies in stable and disturbed environments depend on species specialisation(再掲載)

生態的戦略が生息地の特化とどのように関連しているかを、攪乱状況下でメタコミュニティモデルを用いて理論的に検証した研究です。スペシャリスト(ある戦略に特化した種)は世界的に減少しており、生物の特化に関する特性を理解することが重要であるとしています。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/oik.02915/full

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by mushikusa | 2017-07-31 12:51 | 論文ゼミ

2017.7.31 篠原

Diversity in warning coloration is easily recognized by avian predators

捕食者の視点から,テントウムシの色彩の多様化について調べた論文です.


http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jeb.13074/full


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by mushikusa | 2017-07-31 10:46 | 論文ゼミ

2017.07.24 西村

Sexual and Natural Selection Both Influence Male Genital Evolution

交尾器形態の急速な進化は性淘汰による影響と考えられてきたが,明確な実証例は少なく,自然淘汰による影響もまだまだ議論の余地がある.また,性淘汰と自然淘汰の影響を見分けることは困難である.今回の研究は,Drosophilia simulausを用いて実験的に性淘汰,自然淘汰,それらの相互作用を検証した.

http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0063807

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by mushikusa | 2017-07-24 01:26 | 論文ゼミ

20170710 論文ゼミ 上原

Ecological strategies in stable and disturbed environments depend on species specialisation

生態的戦略が生息地の特化とどのように関連しているかを、攪乱状況下でメタコミュニティモデルを用いて理論的に検証した研究です。スペシャリスト(ある戦略に特化した種)は世界的に減少しており、生物の特化に関する特性を理解することが重要であるとしています。


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by mushikusa | 2017-07-10 12:41 | 論文ゼミ

20170710 論文ゼミ 高島

タイトル:Using dark diversity and plant characteristics to guide conservation and restoration

dark diversity(ある土地で生長に適した環境であるはずなのにいない種の多様性を表すという概念)について、
dark diversity に入りやすい種には形質などにどのような特徴があるのかを調査した研究です。


http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1365-2664.12867/full

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by mushikusa | 2017-07-10 10:21 | 論文ゼミ

論文ゼミ 里見 2017.7.3

タイトル:Inter- and intrasexual dimorphism in the diving beetle Hydroporus memnnoius Nicolai (Coleoptera: Dytiscidae)

メスの背面構造に二型のあるH. memnoiusを対象に,走査型電子顕微鏡を用いて微小な性的形質を定量化し,オスの二次的性的特徴がメスの二型に関連するのか調べた研究です.


http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1095-8312.2008.01029.x/abstract


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by mushikusa | 2017-07-03 01:14 | 論文ゼミ

論文ゼミ 黒田 2017/7/3

タイトル: Stage-specific manipulation of a mosquito’s host-seeking behavior by the malaria parasite Plasmodium gallinaceum

ベクターの吸血行動は、伝播のため吸血性昆虫に頼る寄生虫の相互関係と疫学に大きく依存し、ベクターは寄生者によって行動操作のための標的になると期待される。これまで数種の寄生虫が、昆虫ベクターの吸血量を低下させる一方で吸血行動を増加させることが知られている。本研究では、マラリア原虫P. gallinaceumに感染した黄熱病蚊A. aegyptiを用いて、マラリア原虫の蚊の吸血行動に影響を与える2つの機構(意欲と効率)に関するオーシストとスポロゾイトの効果を比較した。


URL: https://academic.oup.com/beheco/article/13/6/816/196448/Stage-specific-manipulation-of-a-mosquito-s-host


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by mushikusa | 2017-07-03 00:03 | 論文ゼミ