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5/25 むしくさ 高島

タイトル: 放棄地における里草地再生:伝統的管理の再導入実験~機能形質に着目して~

卒業論文の研究計画について発表します。

多様な植物の生息地となっている水田畦畔上の半自然草地(里草地)は、
人が草刈りなどをして、管理することでその多様性を維持してきた。
しかし、土地利用の変化から、日本の農地の約10%が耕作放棄地となり、
里草地の生物多様性が減少している。
そこで里草地の植物の多様性を再生するために、
今年卒業された長井さんの昨年度までの研究では、
管理の再導入実験を行い、管理方法や、環境条件による種数の再生への影響をみることができた。

本研究では、昨年度までの研究を継続したうえで、昨年度までは行われていなかった、
種の機能形質に着目し、研究を進める。
本研究は
里草地の再生において種の再生とその機能形質の関連を明らかにすることを目的とする。


更新が遅くなり申し訳ありません。
by mushikusa | 2016-05-25 10:52 | むしくさセミナー
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